傾斜地にある空き家歴の長い家の多くは傷みがひどく、空き家の修復にかかる経費の問題は避けて通れません。特に車の入らない傾斜地では工事費が平地の2〜3倍かかるといわれており大変大きな問題です。空き家再生の修復費用を援助するため、それぞれの再生物件で様々なイベントを行っています。イベント自体を楽しんでいただきながら、斜面地の現状や古い家の良さに触れたり、毎回進化する再生過程を見てもらえればと考えています。
第5回「ライターズ・イン・レジデンス尾道2022」 

第5回「ライターズ・イン・レジデンス尾道2022」  更新日:21年07月02日

林芙美子、志賀直哉、小津安二郎、大林宣彦… 「尾道」というフィールドで、先人たちは何かを感じ、ここで数々の作品が生まれていきました。 時空を超えて、現代の「物書き」を募集します。 ****************************** 2016年の桜のころ、30年封印されていた「みはらし亭」は息を吹き返しました。 約100年前、まだ日本が美しかったころ、尾道水道の眺めを一望できる千光寺の中腹に、茶園「みはらし亭」は建てられました。 車もテレビも普及していない、時間がもっと静かに流れる古き良き時代に、人々は季節の移ろいを感じ、茶を楽しみ、文学にふけり、遠い海に目を細めながら筆を走らせる時間を大切にしていたはずです。 かつての文人墨客が見てきた尾道の風景や幾重にも重なる歴史が紡ぎだした文化的町並み...
<div style="text-align: left">尾道映画祭2021勝手に便乗イベント「通称ガウディハウス」オープンHOUSE</div>

尾道映画祭2021勝手に便乗イベント「通称ガウディハウス」オープンHOUSE
 更新日:21年02月17日

2007年に代表の豊田 雅子か個人的に衝動買いをした通称ガウディハウスが、2020年、干支がひとまわりして、昨年やっと再生完了しました! 建物の細部や備品に至るまで、尾道の職人さんや作家さんと、とことんこだわって進めてきた渾身の再生事例で、チーム空き家再生PJの最高傑作の作品になっています。 作家・もうひとりと建築士・渡邉 義孝の作品公開と尾道在住の8人の作家によるオリジナル備品も展示公開いています。 10坪ほどの小さな空間ですが、建築当初の昭和8年から平成、令和…と時代の流れを経て、今の尾道がぎっしり詰まった逸品をお楽しみください。 昨春から活用を始めたいと考えていましたが、思いもよらぬコロナ感染拡大でタイミングを見計らっておりますが、宿泊施設や貸しスペースとしての活用までもう一歩です。 2月27、28日(土日)...
尾道瀬戸際建築 スケッチ旅 小さな展覧会

尾道瀬戸際建築 スケッチ旅 小さな展覧会 更新日:21年02月04日

「尾道瀬戸際建築スケッチ旅」の作品展示をあなごのねどこの長い路地の壁部分で開催しています! その真価を問われないままに簡単に壊されていく建造物を救う手立ての一つとして始めた新企画です。 今回4人がそれぞれ好きな画材で1時間ほどで描き上げたものを3月末まで展示しています。 【尾道瀬戸際建築とは】 時代を生き抜いてきた尾道の建造物が、日々気づかないうちに簡単に取り壊されていっています。その歴史的価値や存在意義を問われることもなく、風景がどんどん変わっていく現代社会。 港町尾道を育んだ瀬戸内海で、まさに解体の危機に瀕した瀬戸際の建造物。 失ってしまっては二度と戻ってこない尾道のかけらに思いを馳せ、 次の世代に繋いでいくことを目指し活動します。 【尾道瀬戸際建築 スケッチ旅とは】 これ尾道に残したいな...
尾道 空き家巡りツアー

尾道 空き家巡りツアー 更新日:20年11月07日

  「尾道 空き家めぐりツアー 」 日時:11月15日(日)    午前の部10:00~12:00    午後の部14:00~16:00     (15分前集合) 場所:午前の部 (三軒家・土堂エリア)     北村洋品店集合    午後の部 (長江〜久保エリア)     長江口観光バス駐車場集合 内容:現在登録中の空き家の8割程度、    内部見学して回ります。      *建築士の渡邉さんも同行します! 参加費:各回おひとり1000円  (午前午後ともにご参加の場合1500円) 予約:必要 先着20名様ほど    *参加条件として、前日までに空き家バンク利用登録を済ませること ご予約方法:bank@onomichisaisei.com へ以下の内容をご記入の上、メールをお願いします。 *ご予約は先着順になります。 ①お名前(代表者のみ) ②ご参加人数 ③参加コース(午前また...
第4回「ライターズ・イン・レジデンス尾道」

第4回「ライターズ・イン・レジデンス尾道」 更新日:20年07月24日

  林芙美子、志賀直哉、小津安二郎、大林宣彦… 「尾道」というフィールドで、先人たちは何かを感じ、ここで数々の作品が生まれていきました。 時空を超えて、現代の「物書き」を募集します。 ****************************** 2016年の桜のころ、30年封印されていた「みはらし亭」は息を吹き返しました。 約100年前、まだ日本が美しかったころ、尾道水道の眺めを一望できる千光寺の中腹に、茶園「みはらし亭」は建てられました。 車もテレビも普及していない、時間がもっと静かに流れる古き良き時代に、人々は季節の移ろいを感じ、茶を楽しみ、文学にふけり、遠い海に目を細めながら筆を走らせる時間を大切にしていたはずです。 かつての文人墨客が見てきた尾道の風景や幾重にも重なる...
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