空き家に関する情報交換を行うことや各種活動を行っている人と人とを緩やかに結びつけていくことを目的としています。
毎月、尾道の空き家問題やまちづくりと関わる活動を行っているゲストをさまざまな方面から招き開催し、ゲストの体験談や空き家問題等に対する意見などを聞きながら、参加者が情報交換をしていきます。
リラックスした雰囲気の中、毎回ゲストの話をベースにさまざまな提案や楽しいアイデアが飛び交います。
そんな中から新たな発見や、実際の空き家問題を考えていく上でのヒントが得られればと考えています。
現在、旧和泉家別邸をメインに開催しています。
その二十。 “どうなる!どうする?裏のアパート(仮称)” 更新日:09年05月15日
談議20
尾道空き家談議では空き家問題に関するゲストを始めとして、再生人の体験談などに加え、空きPの再生計画をみんなで共有したり議論する場としても活用しています。
今回は、北村洋品店の裏に全棟空きになっている古いアパートの活用法をプロジェクトリーダーの新田君を中心に談議しました。
旧楽山荘アパートは風呂無しトイレ共同という、昔懐かしの形式のアパートで、最後に一人暮らしをしていたおばあちゃんが出た後、全棟空き室になっていました。
路地裏で見つけにくい場所ではあるものの、駅裏から2分という好立地に加え、そのレトロな風合いを上手に生かしたいという気持ちから再生の可能性を模索し始めた物件で、通称ガウディハウスや北村洋品店も含めて、駅裏のにぎわいを少しでも取り戻せたらと考えています。
建物の概要や間取りなどを説明した後、アパートの活用アイデアやイメージを共有し、他の町での事例などを紹介してもらいました。
今後、理解のある大家さんとの契約や入居者選定、リノベーション工事、完成、発信・・・と進めていき、9月にはオープンしたいと考えています。
©2008 尾道空き家再生プロジェクト