再生物件
尾道市土堂2丁目4-9 (駅からふたつ目の商店街アーケード内)
尾道ゲストハウス「あなごのねどこ」は、「うなぎ」の寝床のような奥行きの深い尾道町家を地元の特産品の「あなご」にちなんで名前をつけた、尾道空き家再生プロジェクトの再生物件です。古く港町として栄えてきた尾道旧市街地の商店街には、このような細長い京町家のような古い建物が多く現存していますが、奥は住居スペースだったり、分断して利用していたりして、建物の全容を見せている物件はわずかで、尾道にもこのような町家が存在していることがあまり知られていません。我々は、尾道の歴史的建物に身近に触れてもらい、活用しながら次世代に受け継ぎ、尾道に移住してきた若い担い手の活躍の場の創出と今までにない観光市場の拡大を目的に、古くて新しい交流スペースを目指して、2012年秋に尾道ゲストハウス「あなごのねどこ」をオープンしました!シャッターが目立ち始めた古い商店街において、よそモノとわかモノを地域と結びつけていく拠点になることを願っています。
詳細はホームページhttp://anago.onomichisaisei.com/をご参照ください。
■ ゲストハウスってどんなもの?
ゲストハウスは、暮らすように滞在し、他の旅人や地元の人たちとの出会いや交流に特化しているユースホステルやB&Bのような安宿です。なるべく長く尾道を満喫してもらうために、お安く滞在していただけるよう、タオル、浴衣、歯ブラシ等のアメニティグッズはついていませんし、シャワーやトイレも共同です。より多くの情報とフレンドリーな対応は万全にご用意しておりますが、基本的にセルフサービスの宿となっています。また、尾道らしい古い建物で、両隣とも引っ付き合って建っていますので、冬の寒さや物音など多少の不便さはあると思いますが、尾道の昔ながらの暮らしと人の近さをお楽しみください。
■ ゲストハウススタッフ
ゲストハウスとカフェのスタッフは、再生から空間デザイン、運営にいたるまで、NPO法人尾道空き家再生プロジェクトのメンバーで切り盛りしています。尾道空き家再生プロジェクトは、尾道の旧市街地に増加する空き家を尾道らしいデザインと手法で再生、活用に全力を注いでいる団体です。建築士や職人、デザイナー、漫画家、アーティスト、学生、主婦など多彩なメンツで、つねに知恵と工夫と遊び心をもって取り組んでいます。メンバーも随時募集しています。
©2008 尾道空き家再生プロジェクト