空き家問題は漠然と知れ渡っていますが、その実態や現状に対する理解は必ずしも充分であるとはいえません。
空き家問題についての理解を深め、市民とともにこの問題についての取り組みを考えていくために開催しているシンポジウムです。
研究者の視点による現状の調査報告や分析、今後の提案等、毎回テーマを変えながら開催していきます。
これからの尾道のまちづくりをみんなで考える場をつくります。
第15回 尾道まちづくり発表会  ~持続可能なまちを支える視野と活動~ 更新日:24年04月24日
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第15回 尾道まちづくり発表会  
~持続可能なまちを支える視野と活動
鳥取市鹿野町、瀬戸内市牛窓町からのヒント~


尾道空き家再生プロジェクトでは、コロナ場以降、尾道にとって大事だと思われる小林和作旧店や旧小野産婦人科「オノッテビルヂング」の保存、活用を進めてきました。
その一方で、尾道のランドマークでもあるふたつの小学校旧校舎は統廃合により、大きな空き家となっています。
しかしながら、古い建物や大事な場所がなくなる危機に直面する度に声を上げ、行動するだけでなく、まちの文化を育て、特続可能なまちを支える環境として、さまざまな建物を含む場所の集まりに向き合い、一貫した考えと現野を持ち続けながら活動を継続するにはどうすれば良いでしょうか?
合わせて、その取り組みを支える資金調達や場の運営をどのように進めれば良いでしょうか?
今回の発表会では、これからの持続可能な尾道のまちを考えるヒントとなる、近隣の町での継続的な取り組みと視野の広がりから学び、これからのアイディアを考えてみたいと思います。

日時:5 月 17 日(金)
     18:00 開場 18:30 開会(20:30 閉会予定)
場所:松翠園大広間
    尾道市西土堂町 1-26(入り口は JR 尾道北口すぐ向かい)
主催:NPO 法人 尾道空き家再生プロジェクト
定員:50 名
参加費:無料
予約:不要
問合せ:NPO 法人 尾道空き家再生プロジェクト 080-6323-9921



<事例発表>
小林清
NPO 法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会 副理事長・事務局長
協議会設立 (2001 年 ) より参加。町並み景観 事業、イベント等による賑わい演出、空き家 を活用した食事処・ゲストハウスなどの運営 やサブリース事業。移住定住支援・鹿野町河 内果樹の里山事業等、地域の課題解決や地域 資源を活かした魅力作りに取り組んでいる。
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片岡八重子
株式会社ココロエ一級建築士事務所 代表 /ushimado・labo 代表 / 株式会社 テレモーク 役員
2017 年から「旧牛窓診療所(現在:牛窓テレモーク)」の活用に関わり、公募 型プロポーザルを経て運営会社株式会社牛窓テレモークの一員となり、建物の 改修設計も担当した。2021 年から京都大学の前田昌弘先生とともに ushimado・labo を立ち上げ、牛窓地区の住継調査やプレイヤーインタビュー 集「牛窓がたり」の発行、行政と協働し牛窓まちなか再生事業に取り組む。 2023 年秋から空き家を再生した宿泊 & レンタルスペース kido をオープン。設 計事務所ココロエで運営を行っている。
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<コメンテーター>
小野 環   尾道市立大学美術学科教授/尾道空き家再生プロジェクト副代表理事
渡邉義孝   風組・渡邉設計室代表、尾道市立大学非常勤講師/尾道空き家再生プロジェクト副代表理事

<進行>
真野洋介  東京工業大学環境・社会理工学院教授、尾道市立大学非常勤講師
©2008 尾道空き家再生プロジェクト