歴史あるお寺や神社、坂道と海が織りなす美しい風景…… でも尾道の魅力はそれだけではありません。これまであまり注目されてこなかった住宅や事務所、銀行建築や土蔵など、尾道の賑わいをいまに伝えるきらっと光る建築たちがこの町にはたくさんあります。身近な建造物にも興味を持ってもらい、尾道の建築に対する理解を広げたい。また、昔の技法や職人の技などを実際目にすることにより、現代の日本建築が失いつつあるものを再認識し、技術の継承を提唱し、これからの尾道の家づくりについても考えるきっかけをつくりたいと考えています。「尾道建築塾」はその思いを形にするべく「尾道空き家再生プロジェクト」が一般の方を対象に開いているセミナーです。尾道の町並みを専門家とともに散策したり、ユニークな建物を訪問見学する「たてもの探訪編」と、再生現場で実際の作業を体験する「再生現場編」を開催しています。随時告知を行い参加者を募集しています。各回内容に応じて定員があります。
尾道・瀬戸際建築スケッチ旅 〜小林和作旧居編〜 更新日:22年09月19日
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日々気づかないうちに、尾道の時代を生き抜いてきた大切な建造物が簡単に取り壊されていっています。
その歴史的価値や存在意義を問われることもなく、風景がどんどん変わっていく現代社会に物申す新企画です。
これ尾道に残したいな!と思う建造物を旅する建築家・渡邉 義孝さんに熱く語ってもらった後、1時間ほどのスケッチタイム、その後みんなで近くの再生事例のカフェでお茶をしながら講評会をします。完成したスケッチは、後日、商店街のゲストハウス「あなごのねどこの路地ギャラリーで展示します。

第3回目は、銀山街道こと長江通りの上の方、窓から千光寺のロープウェイが行き来する姿が見える昭和初期の建物。
尾道市の名誉市民、洋画家の小林和作さんが尾道に移住後、1974年に亡くなるまでの40年間を過ごした旧居です。
尾道市にご遺族から寄贈され、最終的に解体の一歩手前までいっていた建物です。

講評会は、場所を変えずそのままお茶室のある和作旧居で行う予定です。
失ってしまっては二度と戻ってこない尾道のかけらに思いを馳せ、次の世代に繋いでいくための一助となることを目指します。


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日時:10月30日(日)14:00〜17:00 *13:45に直接集合
場所:小林和作旧居 尾道市長江2丁目18-21
定員:20人            
参加費:1000円(お茶とお菓子、用紙、レクチャー資料付き)
   *画材は各自お好きなものをご用意ください!
予約:mail@onomichisaisei.com、電話 080-6323-9921(担当:豊田)


講師プロフィール:渡邉 義孝
1966年生まれ。一級建築士。尾道市立大学非常勤講師。鈴木喜一建築計画工房+アユミギャラリーで修業。2004年、一級建築士事務所・風組・渡邉設計室を設立。2007年から尾道空き家再生プロジェクト理事として尾道市空き家バンク事業を担当。
著書に『風をたべた日々』(日経BP社)、『台湾日式建築紀行』(台湾・時報出版社)、『セルフビルド〜家をつくる自由』(旅行人)、共著に『小さなまちづくりのための空き家活用術』(建築資料研究社)など。
『中国新聞セレクト』に「台湾に残る日式建築」を、また隔月誌『コンフォルト』に「実測野帳は語る」を連載中。


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