空き家に関する情報交換を行うことや各種活動を行っている人と人とを緩やかに結びつけていくことを目的としています。
毎月、尾道の空き家問題やまちづくりと関わる活動を行っているゲストをさまざまな方面から招き開催し、ゲストの体験談や空き家問題等に対する意見などを聞きながら、参加者が情報交換をしていきます。
リラックスした雰囲気の中、毎回ゲストの話をベースにさまざまな提案や楽しいアイデアが飛び交います。
そんな中から新たな発見や、実際の空き家問題を考えていく上でのヒントが得られればと考えています。
現在、旧和泉家別邸をメインに開催しています。
その十九。 “つるハウスに続け!補助金活用術。”

その十九。 “つるハウスに続け!補助金活用術。” 更新日:09年04月24日

念願の坂暮らしを手に入れ、尾道暮らしを謳歌する津留君をゲストに招いて色々な話を聞かせてもらいました。 つるハウスは大正末期か昭和初期に建てられた洋風長屋で、建設当時は大変ハイカラな建物だったと思われます。 全国的にもこれだけ洋館付き住宅が密集するエリアは珍しいらしく、その中でも3つの三角屋根が特徴の空き家を後世に受け継いでいこうと、尾道市の景観に対する補助金である「まちなみ形成事業費」を活用して外観の補修を決心しました。 申請に関わった一級建築士の渡邉義孝さんに申請に必要な書類の説明や他の町の助成制度などを紹介してもらい、津留君には本職のイラストをふんだんに交えた再生過程の写真のスライドショーを披露してもらいました。 空き家探しに始まり、施工に関わった職人さん達の苦労話に至るまで、様々な...
その十八。 “ネコノテパン工場奮闘記”

その十八。 “ネコノテパン工場奮闘記” 更新日:09年03月27日

千光寺ヒルズ東土堂町の坂暮らしの若手先駆者ともいえる永井夫妻の新たな挑戦となる「ネコノテパン工場」の奮闘記を再生現場の映像とともに紹介してもらいました。 現場となる東土堂7番街の物件は、木造2階建てで築80年ほどの空き家でしたが、その広さはなんと約3坪という狭さ!その中にパン生地をこねる作業台から3つの手洗い、本格的なオーブン、売り場・・・とパン工場の機能全てを詰め込もうという無茶ぶりがにくめないご夫婦の再生秘話を聞かせてもらいました。 細部にまでとことんこだわる二人のお店づくりはパンづくりにも通ずるものがあり、期待が膨らみます。 空きPは床づくりや材料運びなど部分的にお手伝いをしながら関わらせてもらっています。 2009年5月完成予定。
その十七。 “カフェクラシコ物語”

その十七。 “カフェクラシコ物語” 更新日:09年02月14日

カフェクラシコの中山夫妻は、山口から尾道に新天地を求めて移住してこられました。現在は無事山手暮らしを始めていますが、そこにたどり着くまでの長い月日をかけた空き家探しの体験談や「カフェクラシコ」開業に向けての奮闘秘話やお店のイメージなど参加の皆さんとともに共有しました。 通称ガウディハウスでのチャリティイベントでは、「カフェクラシコのおいしいコーヒーのいれ方」という名のミニ講座を開いてもらい、コーヒー豆の豆知識と上手なドリップのいれ方を教えてもらい、奥様のおいしいケーキとともに、幸せなひとときを演出してもらいました。 なかなかカフェ物件も決まりませんが、妥協しないその姿勢がコーヒーへのこだわりを見るようで、あせらずじっくり見守り続けていきたいと思います。 カフェクラシコの開業を空きPもこころ...
その十六。 “DIYの達人に聞く!貸別荘・坂の風のビフォーアー&アフター”

その十六。 “DIYの達人に聞く!貸別荘・坂の風のビフォーアー&アフター” 更新日:09年01月30日

尾道建築塾の講師もお願いしているDIYの達人・島田さんをゲストに迎えて、貸別荘・坂の風が出来上がるまでのお話を聞きました。貸別荘・坂の風は千光寺山の尾道城のすぐ下に建つ絶景パノラマの建物で、元左官職人さんでもある島田さんがコツコツDIYで作り込んで今の状態までもってきた元空き家です。庭のビフォアーの状態の写真を見るとその作業がいかに大変だったかがよく分かりました。また、DIYの楽しさや醍醐味など熱く語ってもらいました。
その十五。 “ようこそ尾道へ!パサールさん星空公園計画”

その十五。 “ようこそ尾道へ!パサールさん星空公園計画” 更新日:08年12月27日

おのみち手しごと市での出店でもおなじみの島根県の浜田でパサール満月海岸というステキな手づくり空間をつくりあげる方々をゲストに招いて、島根での空き家再生から松林プロジェクトに至るまで様々な活動を紹介してもらいました。 また、今月から尾道の空き家にも拠点を開き、山手の空き地の再生を共同で行っていく予定で、まずは千光寺ヒルズに点在する空き地の再生計画をみんなで企てました。春から東土堂町がますます楽しい場所に変わっていきそうです。
©2008 尾道空き家再生プロジェクト